YOGAの考え方

lesmills以外のスタジオプログラムにヨガがあります。これは今の所はじめは全枠越本が担当しようと思ってますし、ヨガレッスンにはこだわりを持っています。YOGAって、いろんな流派があって、考え方があって、先生ごと、名前ごとにかなり違ったものになります。ポーズ一つとってもどこにポイントを置くかで正解すら変わっていきます。
valorでは、フィットネスにおけるヨガという目線を大切に、健康に繋がる内容を実践したいと思います。だけどスポーツクラブでよくあるアーサナ(ポーズ)だけに特化したものでなく、呼吸と集中を大事にして行きたいです。長く落ち着いた呼吸は自律神経を整え、精神的安定やストレスの軽減、果ては免疫力アップにまで繋がることが医学的に実証されています。特に人目を気にしがちな日本人は自分に集中して周りを見ることをやめる時間を持つことが、気持ちを解放的にしてくれると思うし、私にとって、ヨガの醍醐味はそこだと思うんです。だって筋トレやストレッチが目的なら筋トレやストレッチしとけばいいし。あとは中庸が大事と思います。ちょうどいいってところ。例えば、ポーズの正解に執着しすぎて頭ばかりで考えるのも良くないし、前に立っているインストラクターをガン見するのも良くない、かといって注意点が耳に入らないことも良くなければミスアライメントのまま続けると怪我につながります。正しいポーズ、自分に最適な位置を、指示だけでなく自分の体と相談して決めて、ポーズができたら呼吸と体に集中できることが一番。自分の感覚に敏感になると体の変化にも敏感になるので、無理しすぎて体壊すとかの予防になります。

(ヨガ1ヶ月修行最終日の写真、別に何かしらの宗教に入ったわけではない)
後は感覚的なものへの理解の中庸も大事かと思うのです。私自身、あんまり「大地のパワーがみなさんの体に〜」とか、「魂を解放して〜」とかいう表現をされる事が苦手なんですが、でも否定しているわけじゃないんです。どちらかというと何かしらの見えないエネルギーの影響を受けてるんじゃないかって考えちゃうんですが、それを言葉にしてしまうと引いてしまう方は多いんじゃないでしょうか。ヨガのポーズや呼吸には割と科学に裏付けされた原理があります。さっきの自律神経のことでも、例えば魚のポーズはストレスにより縮まりがちな胸郭をフィジカルからアプローチして開くことで結果ストレスを軽減するとか。そういう事を理解した上でプラスの気分を乗せる要素に空気やエネルギーの感覚があればいいかなと。あんまり大地と太陽のパワーからゴリゴリこられたら、私ここにいたら変な宗教にとこまれんちゃうかって不安になりませんか???
(修行場、こうやって見ると楽園のようだ。。。贅沢やったな。。。)
宗教じみたことと言えば瞑想が一番近しいと思いますが、無我を目的とした瞑想も別に宗教観とは別で、やってみると気持ちがいいもんなんです。完全に自分のアイデンティティをから解放されるって、別に特別ストレスを感じていなくても気持ちがいいですよね?しがらみや役割から一瞬でも抜け出せる事です。圧倒的な大自然を目にした時とか、映画や音楽に集中するのも同じ、ボディコンバットに出てその事に集中してやりきるのとも同じと思います。そういう感覚が別に宗教じみたものでなく、論理的なものとして抵抗なく実践できればと思っています。イメージは、ちょうどいいヨガ。

というわけで、3つのクラス分けをしました。
練習するクラス、実践するクラス、呼吸とリラックスのクラス。それぞれの項目にフューチャーし、それぞれしっかりやります。リラックスのクラスは、いわゆるスポーツクラブのリラックスヨガよりは動くと思います。太陽礼拝ありです。
ヨガ好きの方もヨガやった事ない人も、ちょうどいいヨガを是非受けに来てください。

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